- 嫌味な上司の最後の余計な一言でイライラ・・・
- そんなに嫌味っぽく言わなくてもいいのに・・・
- 嫌味を言う上司は何を考えているのだろう
社会人になると、1日のほとんどの時間を職場で過ごすことが多くなります。そうなると嫌味な上司がいると日々ストレスが溜まりますよね。
この記事では嫌味なことを言う上司の心理とその対応策をお伝えしていきます。これを読めば、嫌味を言う上司の心理がわかりどう対処すればいいのかが明確にわかります。
嫌味な発言をする人は、自分より立場が下で、能力的にも劣っていると判断した相手にぶつける傾向があります。そんな嫌味な上司の発言は基本的に受け流すようにしましょう。
嫌味を言う上司の心理
嫌味とは皮肉交じりに人が嫌がることをあえて言うことです。なぜわざわざそんな人が嫌がるような言い方をするのでしょうか。
下記に嫌味を言う上司の心理をまとめました。
- 下の人を見下している
- 心に余裕がない
- 嫌味を言ってるつもりがない
- 自信がない
下の人を見下している
１つ目は、自分より下の人を見下す心理が働いているからです。
嫌味を言う上司は、基本的に自分より下の相手にしかぶつけないのです。そういう人に限って自分より上の人に嫌味は言わないはずです。自分より下の相手に嫌味を言うことで自分の方が偉いんだとマウントをとっているのです。
自分より下の人を見下している人が嫌味を言うときは、『なんでそんなことも分からないの？』など、相手を全否定する言葉から入りやすいです。
自分より下の人見下すということは、自分のことを過剰評価していることでもあります。つまり相手が自分だったらとらないであろう行動をとると、それはすべて間違った行動であると認識し、嫌味を言うのです。
心に余裕がない
次に自分の心に余裕がない人です。
まず、心が豊かな人は人に嫌味を言ったりしないですよね。心に余裕がない人は、精神的に追い込まれた状態であるので相手に対して嫌味を言うという攻撃的な行動をとるのです。
心に余裕がないのは、仕事量が多くいっぱいいっぱいになっていることや、家庭でのトラブルなど様々な理由があります。そういう状態のときは視野が狭くなり、柔軟な対応ができなくなるのです。”いつもはこんな嫌味っぽいこと言う人じゃないのに”と思うことがあれば、それはその上司が心に余裕がないときなのかもしれません。
自分の心に余裕がなく、人に当たってしまうことは誰しも経験したことがあると思います。こういう場合は”この上司も大変なんだなぁ”と哀れむことで軽く受け流してあげましょう。
嫌味を言ってるつもりがない
中には嫌味を言ってるつもりがないのに、嫌味っぽいと思われてしまう人がいます。家族の中に常に嫌味っぽく話す人がいれば、それが当たり前だと思って育ってしまいます。
嫌味っぽく話すのが当たり前の環境で育っているため、本人は相手に嫌な思いをさせているとは全く気づいてない可能性があります。悪気なく言っているため、一番タチが悪いかもしれませんね。
こういう人は根は悪くない人の可能性もありますので、周囲の意見も聞いてみると実はいい人だったりします。
自信がない
自分に自信がない人ほど嫌味を言う傾向があります。自分にはないものを持っている相手をターゲットにし、その人の悪いところを探しては嫌味を言うのです。
職場でチヤホヤされている部下を見ては『チヤホヤされるのも若い今のうちだけなのにね。』など、若くてきれいな部下を羨ましく思う気持ちから、嫌味を言ってしまうのです。
本心では相手のことを羨ましく思っていても、それを正直に言うのが悔しくて嫌味を言うことで対抗してしまうのです。
嫌味を言われやすい人ってどんな人？
実は、嫌味を言う上司も相手を見て選んでいることが多いです。あなたは当てはまっていませんか？
- 嫌なことをはっきり”NO”と言えない人
- 嫌なことをはっきり断れない人というのは、自分より相手のことを考えてしまう優しい人ということになります。
つまり、何を言っても自分に言い返すことがない人と思われてしまうので、嫌味を言われやすくなります。 - コミュニケーションをとるのが苦手な人
- コミュニケーションをとるのが苦手ということは、相手が期待している反応がとれなかったりします。そうすると、勘違いされてしまうことが増え、相手との信頼関係がうまく築けなくなります。結果、嫌味を言われるターゲットになってしまう可能性が高くなるのです。
2つの共通点としては、相手にはっきりと意見を言えないというところです。
この人だったら何を言っても言い返してこないと思われてしまうのですね。
嫌味を言われたときの対策法3選
嫌味を言ってしまう人の多くは、相手が嫌な気持ちになるとわかっていて言っているのですから、嫌味を言わないようにさせるのはほぼ不可能でしょう。基本的にはサラっと受け流すように聞くことが大事です！
具体的な対応策を見ていきましょう。
- 相手にしない
- 感謝の言葉を述べる
- そっとその場を去る
相手にしない
1つ目は、相手にしないことです。
相手は自分の感情のまま嫌味をぶつけてきます。それに乗っかってこちらまで同じように感情的に言い返してしまうと、嫌味な上司と同じレベルになってしまいます。職場を辞める覚悟で最後に思いのたけをぶつけてしまうのであれば良いかもしれませんが、そうでなければあまりおすすめはしません。
『そんな仕事もできないの？』など嫌味な発言を投げかけられると、その瞬間はやっぱり”私って仕事できないんだ・・・”と自分を責めてしまうかもしれません。
ですがこういった嫌味な上司は、相手を蔑むことで自分が優位に立ってることを楽しんでいるだけです。このタイプは、こちらがうろたえてしまうと、よりヒートアップする傾向があります。
相手にせず、毅然とした姿勢でいることで自然と相手の興味もなくなっていくでしょう。
感謝の言葉を述べる
2つ目は、感謝の言葉を述べるです。
ん？なんでむかつく嫌味な上司に感謝の言葉を？と思ったでしょう。でも、これが結構効果的なんです。実は嫌味を言う人は自分に自信がないので感謝をされることを欲してる可能性が高いです。
- 〇〇さんのご協力があって達成できました。
- 気づけなかったです。ご指摘ありがとうございます。
など嫌味をいう上司に、逆に花を持たせることで上司はあなたに嫌味を言いにくくなります。
そっとその場を去る
3つ目は、そっとその場を去ることです。
どこまでいっても他人を変えることはできません。嫌味を言ってくる上司に、疲弊している時間がもったいなすぎます。そっと距離をとって去りましょう。
嫌味を言ってくる上司は、自分に自信がなく嫉妬心から嫌味を言う傾向にあります。なのでこれは完全に上司側の問題です。嫌味を言われている側はどうすることもできません。
嫌味を言ってくる上司がいたら、同じ職場内でもそっと距離とって去りましょう。どうしても一緒にいなければならない環境なら他にたくさん会社、上司はいます。他の環境へ移りましょう。
嫌味を言う上司には軽く受け流そう
結局嫌味を言う人は、自分が上だというマウントをとりたい気持ちがあったり、羨ましく思う気持ちがあります。
そんな人の言葉にいちいち反応していても、こちらがイライラする一方です。「この人は嫌味を言うことでしか私に対抗できないかわいそうな人」と思い、軽く受け流すことが一番の対応策です。
