- 何で私だけ評価してもらえないんだろう…
- 上司のえこひいきにこれ以上耐えられない…
- 上司に全然評価してもらえない…
こんなに頑張っているのに全然評価されない。上司からえこひいきをされて「なんで私だけ」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
この記事では、上司がえこひいきをする心理とその対処法についてご紹介していきます。これを読めば、えこひいきをする上司なんて気にせずに自分の成長のために時間を使う方法を紹介します。
えこひいきをされとても理不尽な目に合っているということは、本来はもっといい評価を受けるべき人間ということです。その上司にどんなに評価されなくても関係ありません。あなたが成長できてる事実に目を向けましょう。
えこひいきする上司の心理3選
えこひいきとは、特定の人には異常に甘くし、特定外の人には非常に厳しくする、一種の嫌がらせです。えこひいきをする上司は基本的に相手の気持ちは考えない自己中心的な人が多いです。
まずは、えこひいきする上司の心理3選を紹介します。
- 嫉妬している
- 好き嫌いがハッキリしてる
- 辞めさせたい
嫉妬している
1つ目は、あなたに嫉妬している可能性です。
容姿、学歴、家が裕福、社長になぜか気に入られているなど、嫉妬する対象は仕事以外にも沢山あります。あなたにだけ厳しいのは上司はどこかであなたに嫉妬しているのかもしれません。
プライドが高い人などは、自分より優れていたり恵まれている人を見るとプライドが傷つきます。その為ゆいつ勝っている上司という立場を使ってプライドを保っているのです。
嫉妬されていると感じてもあなたはあまり気にする必要はありません。嫉妬とは、いつだって嫉妬されている側の能力がある証明です。
好き嫌いがハッキリしてる
2つ目は、上司に嫌われている可能性です。
好き嫌いがハッキリしている上司は、基本的に好きな人には特別待遇をして嫌いな人にはありえないぐらい厳しくして優劣をつけたがります。そしてそれは一概に仕事の評価だけでなかったりします。
嫌われた理由は、ほんの些細なことだったりします。
- あの時の振った仕事を断ったから
- 馴れ馴れしくて嫌い
- 休日の誘いに来てくれなかった
ちょっとしたことを今だに根に持っているのかもしれません。
好き嫌いがハッキリしている上司は、なかなかその気持ちを変えるのも難しかったりします。ずっと一緒の上司な訳ではないと開き直って気にしないのも一つです。
辞めさせたい
3つ目は、上司があなたを辞めさせたい可能性です。
上司自身は、あなたと合わないと思っていても上司自身は辞めるわけにもいきません。なのであなたに厳しく接することで、あなた自身に仕事を辞めたいと考えるように誘導しているということです。
ここで注意したいのは、辞めさせたいと思っているのが上司だけなのか、会社や部署単位で思っているのかは注意してみた方がいいです。
上司だけが辞めさせたいと思っているのであれば、あまり気にする必要はないです。上司だけでなく、周りも自分に厳しいと感じたら他にもっとあなたを評価してくれる場所はあることを忘れないでください。
えこひいきする上司への対処法5選
上司にえこひいきされて、正当に評価してもらえない人もいれば、明らかに雑に扱われていて仕事が辛いと苦しんでいる人もいるでしょう。
そこで、えこひいきをする上司への対処法を5つ紹介します。
- 上司に直接伝える
- 上司より上の立場の人に相談する
- 嫌われてもいい覚悟を持つ
- 成長できてる事実に目を向ける
- 上司よりも出世する
上司に直接伝える
1つ目は、不快に感じたことや疑問に思ったことを直接上司に伝えることです。
こうすることで、「どうせ何もできないだろう」とあぐらをかいている上司に危機感が生まれるからです。
自分より上の人や会社に告げ口されてしまったら、自分の立場が危ういと思わせることで、えこひいきをすることをやめるかもしれません。
言い返す、怒るというよりは、「どうしてあの時私だけがその様な対応をされたのか、理由を知りたいのと、とても不快に感じた」という旨を落ち着いて伝えるのが良いでしょう。
直接伝えることはとても勇気が必要ですが、実践してみると効果は大きい手段の一つです。一度勇気を持って、上司に直接伝えてみましょう。
上司より上の立場の人に相談する
2つ目は、上司より更に上の立場の人に相談することです。
一度上司に直接言って直らなかったり、上司に直接言いにくい場合もいきなり上の上司に相談してもいいです。
その時の注意点として、上司が上から注意された時に告げ口がバレたら逆上しかねないので、あまり過度に上司が悪いと伝えるのではなく「〇〇さんと私はあまり合わなくて辛いです」という悩み相談として相談してみましょう。
上司が変わってくれる可能性もありますし、会社として別の部署などに変更してくれる対処をとってくれる可能性もあります。
嫌われてもいい覚悟を持つ
3つ目は、嫌われてもいい覚悟を持ちましょう。
人間全ての人に好かれることはできません。好きな人嫌いな人は当然います。しかしそれを表に出して仕事に支障をきたすほど、えこひいきしているのは明らかに上司の問題です。
人から認められたい。評価されたい。という他人に依存する承認欲求をアドラー心理学では否定しています。なぜなら上司から評価されなければそれ以外はやらないということの裏返しになってくるからです。つまり上司の評価なんて関係ないのです。
無理に好かれるために悩むのではなく嫌われている事実を割り切ることも大事です。
適度に距離をとって自身の成長、仕事に集中しましょう。その時に避けられたり、嫌味を言われても大人な対応でサラリとかわしていれば問題ありません。
成長できてる事実に目を向ける
4つ目は、成長できている事実に目を向けましょう。
評価基準をえこひいきしている上司だと正しく評価してくれません。あなた自身が仕事で成長できている事実を評価基準にしましょう。
- 仕事をできるスピードを測ってみる
- 仕事でのミスが減った
- 前は見ながらだったが今は自然とできている
- 仕事の全体像がわかってきた
評価基準を「上司から褒められたか」にするのではなく「仕事を覚えられているか」にすることで、上司の評価とは別にして成長を実感できるし確実な評価です。
上司よりも出世する
5つ目は、上司よりも上の立場になることです。
出世と言っても、もちろん役職につくこともひとつの手段ですが、「仕事のできる即戦力」な存在になるだけで、上司からの対応もだいぶ変わってくるでしょう。
私も上司にえこひいきされていたことがありますが、自分がみんなにとって頼れる存在、つまり「仕事のできる即戦力」になることで、上司の私への態度は変わっていきました。そして周りの人が自然と私の味方になったのです。
会社に貢献している即戦力の人の意見や考え方は会社にも聞き入れてもらいやすいです。即戦力になれれば、今の会社での仕事のしやすさもそうですが次の転職でも必ず活きてきます。
上司のえこひいきがあなたを強くする。
逆境で結果を出すのは、通常の2倍の力で結果を出しているようなものです。その力があればいざ「えこひいき」という足枷がなくなった時は、もっと素晴らしい成果を残せるはずです。
そして改善策としては、我慢せずに相談してみてください。相談することで解決の糸口が見つかります。