- 怖い上司の前で萎縮してしまい、ミスばかりしてしまう。
- 怖い上司に萎縮して本来の自分を出せない。
- 怖い上司とのコミュニケーション方法を知りたい
上司が怖くて萎縮してしまうと、ミスも多くなりさらに怒られてミスが増えるという悪循環になってしまいますよね。
この記事では、どうして上司を怖いと感じてしまうのか、萎縮してしまうのか、原因と対処法を紹介します。
この記事を読めば、萎縮する原因はなんなのか、その対処法を知ることで、怖い上司に萎縮しないで仕事をスムーズに進めることができます。
怖い上司を気にしてあなたが気負う必要はありません。萎縮してしまうのはあなたの問題ではなく上司自身の教え方の問題です。大人な対応で冷静に対応しましょう。
上司が怖いと感じて萎縮してしまう原因
怖いと感じている上司がいると、上手く意見を言えなくなったり、ミスをしてしまったり、なかなかいつものパフォーマンスを発揮できません。
上司を怖いと感じてしまう原因、萎縮していまう原因をまとめました。
- 権限や地位の差
- 言葉や態度が威圧的
- 自己肯定感の低下
権限や地位の差
権限や地位の差でも怖さや萎縮する要因の1つです。
上司は、基本的に自分よりも権限や地位をもっていますから自分よりも優位な立場にいるという事実だけでも怖いと感じたり萎縮する要素ではあります。
単純に「上司」という存在だけでも怖さだったり萎縮してしまう原因の1つなのでそれに加えて他の原因が増えていけば増えていくほどそれは増幅していくようになります。
この権限や地位の差が大きければ大きいほど怖さや萎縮を感じやすくなります。
言葉や態度が威圧的
怖さや萎縮してしまう一番の要因というのが威圧的であったり高圧的な上司です。
上司であるだけでも萎縮する要素の1つと言いましたが、それに追加して厳しい性格であったり、言動が追加されると一気に怖いと感じますし萎縮してしまいます。それは当然の心理です。
威圧的で合ったり高圧的な上司は意図して相手を萎縮させている場合が多いです。その方が従順で自分の思うように動かせると上司自身が考えているからです。
対等な立場であっても怖いと感じるのに上司という立場で言い返せない状況の中で厳しい態度や言動があればそれはもう萎縮せざるえません。
自己肯定感の低下
最後の要因としては、自己肯定感が低い人は萎縮しやすいです。
自分はできないと自己肯定感が低下すれば自ずと自信を失ってしまいます。そうなるとどんどん「自分なんて」という感情になり上司にも萎縮してしまいがちになります。
大前提として、会社では上司より自分の方ができないのは当たり前ですしそこに引け目を感じる必要は全くありません。長くいる上司の方が仕事ができていて当然です。
その当然の事実をあたかもあなたが仕事ができないとレッテルを貼るような上司は社会的に見ても会社から見ても悪であるのは当然の結果なのであなたが気に悩む必要はありません。
怖い上司に萎縮してしまう時の対処法5選
ずっと怖い上司に萎縮している環境で仕事をしているとストレスは半端ないです。ずっとそれに意識が向いていて全然仕事に集中できません。どうにかその環境から抜け出せる方法や改善できる方法を探していきましょう。
怖い上司に萎縮してしまう時の対処法は下記になります。
- 気負う必要は全くない
- 冷静な大人な対応をする
- 相談する
- 記録する
- 逃げ場を作っておく
気負う必要は全くない
対処法としてまず一番に伝えたいのは、怖い上司に対してあなたが気負う必要は全くないということです。
厳しい上司に萎縮してしまってうまく仕事もできないというのは自分にとっても会社にとっても不利益な状態であるのは明白です。萎縮した状態を良しとしている上司は言っていることがどんなに正しかったとしても指導者としては完全に失格であることは間違いありません。
なので忘れないで欲しいのは、高圧的に厳しい内容を言われたとしても自分ができないからしょうがないと全部の責任をあなたが背負い込む必要は絶対にないということです。
こんな厳しい言い方しかできないかと一歩引いた目線で上司を見てあげてもいいのです。
冷静な大人な対応をする
高圧的な厳しい上司にはなるべく冷静な対応を心がけるようにしましょう。
怖い上司に対して怯えた態度をとってしまうと相手はさらにエスカレートします。自分自身も萎縮していることでさらに怖く感じてしまいます。
冷静な大人な対応は、最初は相手に対して反抗的な態度にも見えなくないのでさらに高圧的になったりする場合もありますが、社会人として間違っているのは上司の方なので強い意志をもって冷静な対応をしましょう。
冷静な大人な対応をしている部下に厳しく起こり続けているのは、明らかに上司の方が変に周りからも映ります。ずっと続くようなら周りに相談してみましょう。
相談する
自分で抱え込まずに遠慮なく相談しましょう。人に相談することで楽になることもありますし解決策も見つかるかもしれません。
厳しい上司の存在というのは、周りも必ず気づいています。同僚や先輩、他の部署の人間なんかにもどう対処すればいいかを知っている人間もいる可能性は高いです。
会社の中の人に相談してもどうにもならない場合や相談しにくい場合は会社の外の人に相談してみましょう。友達や労働省の相談窓口やカウンセラーさんなど相談することで見えてくることも多いです。
記録する
上司の言っていることを記録に残しましょう。
厳しい言動や叱られそうになった時に録音して記録しておくことが一番いいですが、もし録音できなかったとしても今日あったこととしてメモにして残しておきましょう。
記録として残しておくことで2つのメリットがあります。
- 証拠になる
- 1つ目は、そのままその記録が証拠として残るので相談する際や証拠が必要な時にその記録があれば上司も言い逃れができない徹底的な証拠になります。
- 客観的に見れる
- 2つ目は、その記録を見返した時に自分自身が客観的に見れるということです。完全に上司が悪いのですが萎縮している間に言われる内容というのは頭に入ってきません。なので客観的に内容を聞くことと上司の正当性などを客観視する意味でもメリットがあります。
この時に客観的に見てどんなに上司に正当性があったとしてもあなたが気負う必要はありません。萎縮してしまうその状況を作っていること自体上司としては未熟であるということには変わりはありません。
逃げ場を作っておく
最後の対処法としては、逃げ場を必ず作っておきましょう。
この会社しかないというのはとても視野の狭い状態です。いくつかのエージェントや求人に登録して外の世界を見てみましょう。いつでも転職できるのだぞという思いが気持ちに余裕を作ります。
すごく苦しい思いをしてまで今の会社にいる理由なんて全くありません。自分に合った会社を探せばいいのです。
逃げ場を作ってもいいし、逃げてもいいのです。
真面目すぎるから萎縮してしまう。気負う必要は全くない。
怖い上司に萎縮してしまうのは、当然といえば当然の心理です。だって上司というだけで萎縮してしまう要素なのにその上で威圧的であったり厳しい言動などをする上司は、萎縮して当然です。
そして萎縮して悩み込んでしまうのは、あなたが上司の期待に応えられていないと過度に考え過ぎてしまっているからです。真面目すぎるからダメな上司でも自分のせいだと責めてしまうのです。
自分自身を責めないでください。怖くて萎縮ししまうような状況を作る上司に気負う必要なんて全くありません。