- 簡単に辞めろと言われても次もないし
- どう対応すればいいかわからない
- 上司の思考回路が気になる
上司に「嫌なら辞めろ」と言われたら言い返す言葉もないし、どうすればいいかわからないですよね。上司はなぜそんなひどい言葉を軽々と部下に言うのでしょう。
この記事を読めば、上司が「嫌なら辞めろ」となぜ言うのか、どう対処すればいいのかがわかります。
上司が怒るたびに「嫌なら辞めろ」と言う会社は、辞めましょう。パワハラ気質のブラック確定であることは間違いないです。あなたを何も言い返さない社畜へと育てようとしてる証拠です。
「嫌なら辞めろ」と言われた時の対処法3選
どんなに気を遣って頑張っても「嫌なら辞めろ」と一言上司から言われたらもうどうすればいいかわからないほど苦しいですよね。
そんな上司への対処法として下記の3つを心がけてみてください。
- 異常であることを知る
- 自己肯定感を高く保つ
- 速攻で本当に辞める
異常であることを知る
1つ目は、まずその上司・その会社は異常であることを知りましょう。
「嫌なら辞めろ」と上司が怒るたびに言うような会社が普通の会社なわけがありません。間違いなく異常でありパワハラになります。
よく陥ってしまう思考としてあるのが、これが会社というものなのかとこれを耐えられない私は社会不適合者と自分を責めてしまうことです。
会社にいると今いる会社が全てのように感じてしまいますが、全くそんなことはなくこれに関して言えばこの会社自体の方が異常な会社であることを認識しましょう。
自己肯定感を高く保つ
2つ目に大事なのが、自己肯定感を下げないように徹しましょう。
この高圧的な上司が本質的に何がしたいかと言えば、あなたをコントロールしたいのです。そのために自己肯定感を徹底的に下げにきます。
「嫌なら辞めろ」「お前はここでしか働けない」「お前はどこいっても無理」こんな言葉を毎日言われ続けたらそれは普通に自己肯定感は下がります。
自己肯定感が下がると何がいけないかというと自分自身をすごく下に見積もってしまうことです。全てに「僕なんか・・・」と思ってしまい最終的には「僕なんかを雇ってくれている会社」という感情に変わっていってしまうことです。
自己肯定感が下がると本当に視野が狭くなり自信がなくなっていきます。そうなるとどんどん上司の言いなりの社畜になっていきます。
こうならないためにもこんな上司のいうことなんて右から左に受け流すぐらいの気持ちでいてください。真面目に聞きすぎないように自我をしっかりと保つようにしましょう。
速攻で本当に辞める
3つ目は、速攻で辞めましょう。
「嫌なら辞めろ」と上司が言う会社は、確実にブラック確定です。どうにかこの環境から抜け出すための思考に切り替えましょう。
主に下記のことを実践してみましょう。
- 転職サイトで他の会社の待遇や応募をしてみる
- 今やめたら実際何が困るのか、何ヶ月ぐらい困るのか計算してみる
- 今の会社で学べることは何か、活かせるものはないか調べる
今すぐ辞めても大丈夫という状態が辞めてなくても心の余裕を生みます。今できることから最善の選択を常に模索し続けましょう。本当に辛いなら何もなくても辞めてしまうのが次にすぐに動ける最善の選択と言えるでしょう。
「嫌なら辞めろ」という上司の心理3選
「嫌なら辞めろ」と軽々いうそのわからなすぎる神経とその上司の心理を今度は見ていきましょう。
主に以下の心理が働いています。
- 「辞めないです」と言わせたい
- 辞めさせたい
- 独裁者の思考
「辞めないです」と言わせたい
1つ目の上司の心理は、「辞めないです」「頑張ります」と部下に言わせたいのです。
高圧的な上司が望んでいるのは、部下を服従させたい心理です。なのでその上司が一番望んでいる答えは「辞めません。頑張らせてください。」の言葉です。
極限まで自己肯定感を下げさせて部下に「もう僕はここでしか働けないような人間なんだな」と思わせれば一生社畜としてこの会社で働いてくれます。
上司はあなたを文句1つ言わない従順な社畜にしたいんです。従順な社畜が完成してしまうと一生給料も上がらずこき使われ続けます。
我慢の先には希望は待っていません。さらなる辛い我慢がそこにあるだけです。
辞めさせたい
2つ目の心理は、反対になりますが普通にあなたを辞めさせたい心理です。
これはすごく直接的な意味で言っているので、パワハラ間違いないですし育てることを放棄しているようなものです。
無能な上司に「あなたをこの会社では育てられません。でも会社都合ではなく自己都合でやめるってことにして欲しいです。」とあまりに理不尽極まりないわがまますぎる発言をしているのです。
自分を必要としていない会社にいる必要はありません。あなたを必要としている会社、あなたを必要としている人は必ずいます。こんな環境下で働くこと自体もリスクなので辞めてしまってもいいかもしれません。
独裁者の思考
最後にワンマン社長などにある独裁者の思考です。
これは小さい会社で社長が直属の上司に当たり全てを決められるような時によくあるケースですが、社長が独裁的な上司だった場合もこの言葉を発することがあります。
俺の考えについてこれないなら辞めろのスタンスなので、優秀な人ほど辞めていくでしょう。上記と基本的には同じ思考ですが、何も言わない従順な従業員だけを残したい心理です。
ワンマン社長の場合はその社長がよほど尊敬できる。考えに納得できる場合以外は辞めましょう。その社長の意思が変わることはありません。
社員は奴隷ではない。そんな環境今すぐ辞めよう
社員は奴隷ではありません。対価として働く対等な関係です。
「嫌なら辞めろ」は基本的にあなたを奴隷のように徹底的にコントロールしたい表れです。あなたの意志を会社にコントロールさせないように今すぐに逃げたほうが賢明です。
逃げるというと引き目を感じてしまうかもしれないですが、これは戦略的撤退です。心をダメにさせる前にその場から去りましょう。