- 自分にだけ強い口調で注意するんだ・・・
- 上司が自分にだけ強く当たるのはなぜ?
- 上司が自分にだけ強く当たる時の対処法が知りたい
上司が自分にだけにすごく強い口調で注意されると「なんで私だけ…」と理不尽に感じてしまいますよね。それが何度も続けば心はもたなくなっていきます。
この記事では、自分にだけ強く当たる上司の心理と対処法を説明していきます。この記事を読むことで、なぜ上司はあなたに強く当たるのか強く当たられないようにする術がわかります。
あなたにだけ強く厳しくなるのは、あなたには強く厳しく当たっても何も反撃してこないからだと上司もわかっているからです。辞めなくてもいいので、辞めてもいい覚悟で反撃しましょう。
自分にだけ当たりが強い上司の心理
上司はなぜ自分にだけ強く厳しい態度をとるのでしょうか、その上司の心理は一体どう言ったものなのか。
上司があなたにだけ厳しく接する心理は下記になります。
- 自分が優位に立ちたい
- 同族嫌悪
- 期待している
自分が優位に立ちたい
攻撃的な上司は、自分が優位に立ちたいという心理があります。
自分が優位に立ちたいという人は、自分を大きく見せるために無意識に人を攻撃したり弱そうな相手を使って周囲に自分は強い人間なんだと示したいという欲求があります。
ナメられるのではないかと常にビクビクしていてある意味自己防衛で先手先手で厳しくしていたりもします。
本来上司なんですから、絶対的に優位であることには変わりはないはずです。こういった上司の心の奥底は、すごくビビっていて小心者で何かに恐れていることがとても多いです。
同族嫌悪
同族嫌悪とは、コンプレックスや性格などが似ている人同士だと嫌悪感を抱く現象です。
例えば、上司も部下もネガティブな性格だったとします。ある時に部下が、ネガティブでなかなか行動できてない、ぐちぐち言い訳ばかりしている、その姿をその上司が見ると自分のコンプレックスをまざまざと見せつけられているような気がしてすごく嫌悪感を抱いて強く当たってしまったりします。
もしかしたらその上司はあなたと似た強みや弱みなど、なにか似ている部分があってその部分に上司は嫌悪感も持っている可能性があります。
期待している
自分にだけ当たりが強く厳しい上司の心理としてよくあるのが、あなたに期待をしているからというのがあります。
要は愛の鞭ということです。あなたを1人前に育てるためにあなたにだけ厳しくしているという上司の常套句ですね。
しかし個人的には、この問題に本当に悩んでいる人でこの状況の人は正直少ないんじゃないかと思っています。部下も馬鹿じゃないしその厳しさの向こうに愛があるかどうかは部下もわかります。
あなたがもし上司の心理が、期待しているのか、単純にいじめたいだけなのかわからない時はその上司が尊敬できるかどうかで判断しましょう。厳しくても尊敬できる人間であれば、その上司についていく価値はあります。
上司に厳しくされやすくなる人の特徴
なんで私だけいつも当たりが厳しい対応をされるのか、当たりが厳しくされやすい人にも特徴があります。
当たりが強く厳しくされやすい人の特徴とその対処法をまとめました。
- 弱そうな人
- 正義感が強い人
- 有能アピールをする人
弱そうな人
やはり上司に狙われやすい人は弱そうな人です。
声が小さく、自己主張をあまりしない人などは要注意です。厳しくしても何も言い返してこないだろうという人を狙ってそういった上司は攻撃をしてきます。
対処法
ハキハキと喋ったり、自己主張をしっかりするように心がける
正義感が強い人
正義感がある人はとても素晴らしいのですが、残念ながらこういった人は攻撃的な上司に狙われやすいです。
正義感が強い人は、物事をハッキリいうので上司からすればすごく攻撃されているように感じます。そして今の自分の立場を揺るがそうとしている人物に見えるので、どうにかして排除したい黙らせたいという欲求が強くなります。
敵対しないように強めの言動は避けて、優しく提案をしていくよう心がける
有能アピールをする人
自分だけ厳しくする上司は、有能そうな部下にも厳しくなりがちです。
上司からすれば有能そうな部下はある意味脅威を感じているためあなたに強く当たってあなたを引きずり下ろそうという欲求が働きます。
そしてもう1つ有能アピールをしていると起きるデメリットとしてあなた自身のハードルが上がるということです。上司からすればもっとできるのではないか?手を抜いているのではないかと感じてしまうのです。
対処法
能ある鷹は爪を隠すというように、有能アピールは避けて下手に出て結果を出しましょう。
上司に自分にだけ厳しい時の対処法
自分にだけ厳しく当たる上司にどう対応していけばいいのでしょうか、それはこの人には強く当たらない方がいいなと思わせることです。
どう対処するか下記にまとめたので説明していきます。
- 辞める覚悟で反撃する
- 記録を取る
辞める覚悟で反撃する
辞めなくてもいいですが、辞めてもいい覚悟を持ちましょう。
辞めてもいい覚悟を持てれば、上司に遠慮して我慢していた気持ちがなくなります。
おかしいと思ったら言い返してもいいですし、上司の上司に報告してもいいです。労働組合に相談してもいいです。要はこいつに攻撃したら反撃されるかもと思わせられれば攻撃もしにくいです。
自分にだけ厳しくしてくる職場がいい職場なわけがありません。最悪辞めてもメリットの方が多いです。この心構えを持っているだけでも気持ちは楽になるはずです。
記録を取る
この時に大事なのが記録に取っておきましょう。
ボイスレコーダーやメモなどでも言われた言動などを記録しておくことで証拠になります。そしてもう1つメリットとしてあとで聞き直したり見直してみるとそのことについて客観的に自分でもみれるようになります。
記録にして証拠が増えればむしろ上司が怒るたび証拠が増えるのでむしろラッキーぐらいに感じます。
辞める覚悟が翼を授ける
あなたにだけ強く当たる上司はあなたなら反撃してこないからいいだろうと思ってあなたに強く当たっています。しっかりと「反撃しますよ」という意思表示をすることが、自分にだけ強く当たる上司に対して効果的になっていきます。
この会社にずっといなくてはならないという依存心が、自分にだけ強く当たっていても耐えなくてはならない呪縛として大きくのしかかります。
辞めてもいい辞める覚悟を決めれば、もし辞めた時にどうすればいいかを考えだします。求人や副業、セーフティーネットを色々調べてみてください。辞める覚悟を決めていなかった時に見えなかった選択肢がたくさんあることに気づけるはずです。